技術情報に関するFAQ

基盤技術に関する特許はグローバルで取得済みとのことですが、他社等に技術を模倣される可能性はありませんか?また、ライセンス契約した場合、契約期間終了後の継続使用のリスクについてはどの様にお考えでしょうか?

当社の基盤技術である「ADLib®システム」は、日本のみならず、欧米や中国においても排他的且つ包括的な基本特許が成立し、法的に保護されているため、他社等が勝手に当社の技術を使用することはできません。

当社では、基盤技術自体を他社にライセンスする事業を展開しておりますが、ライセンス契約期間終了後については契約書に規定され、基本的には当社の技術を使用できないことになります。ライセンス契約期間終了後は、抗体を取得するためのライブラリ(用語解説参照)自体をライセンス契約先から回収(又は廃棄を確認)させて頂きますが、万が一、そのまま使用した場合においても、配列解析を行うことによって、当社のライブラリ由来の抗体かどうかを推定することが可能です。また、ライブラリの改良・維持・管理や抗体のセレクション方法については、創業時からの当社独自のノウハウが蓄積されております。特に、ライブラリの改良についてはライセンス契約に含まれないことから、他社等が簡単に模倣できるものではなく、ライセンス契約先が新たなライブラリを作ることは難しいと考えております。更に、契約違反が明らかになった場合には、ライセンス契約先の社会的なダメージは計り知れないため、必然的に契約書に準じた厳格な管理が義務付けられます。

当社の技術を他社にライセンスし、広く使われるようになること(いわゆる世界標準になること)によって、認知度が向上するとともに、ライセンスによる収入やそこから誕生する医薬品のロイヤルティ収入も増加し、最終的には当社の利益に繋がるというのが基本的な考え方です。トリIgM、マウスIgGキメラ、完全ヒトのライブラリ等は、それぞれライセンスの範囲を厳格に契約書上で規定し、当社の利益を損なうことがないように十分に留意しています。

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